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世界は違うが俺は歌う。

・・・身体が浮いている。

その下にはもう一人の俺・・・?

あれは・・・俺なのか?

あっちゃ~やっちまったなぁ~

ま、いいや。向こうの世界でも俺はやっちまうぜ!



――ナベリウス


探索へ来ていたゼノとエコーの姿がそこにあった。

「おい、エコー!先に行くなって言ってるだろう!」

「うるさいわねー!ゼノが遅いのよー!」

「ったく・・・っん?」


ゼノは右の方に続く道の草むらに何やら人影を発見した。


「あそこに人影が見えるんだが、あれ誰だ?アークス?」

「へ?行ってみよう」


二人は急いでそこへ向かってみると、ピンク頭の男性が倒れていた。


「おい、お前大丈夫か!?」


ゼノが男性を揺すって声を掛けると、微かに動き反応を見せた。


「ん・・・」

「息があるようだな。よし、このまま連れて戻るぞエコー」

「うん!」


テレパイプを出してすぐにキャンプシップへ戻った。
その後ロビーへ行くと救護班を呼びメディカルセンターへ運ばれていった。


数時間後、深い眠りから徐々に覚めていく男性。
頭がまだぼやける中、目を覚ますとそこは自分が居た所とは似てもにつかない。

薄目を開けてぼやっと見えてきた光景にここが死の世界だなんて思えず
思わず声を上げた。


「あっれー?俺、死んだんじゃねぇの?」


男性の声に驚きすぐにローラが駆け寄ってきた。


「お気づきになりましたか!良かったです!」

「お、お嬢ちゃん。俺、何でここにいんの?」

「え、あの・・・ゼノさんが言うには、ナベリウスで倒れていたそうですよ?」

「ゼノ?・・・ナベリウス??」

「もしかして、記憶喪失かなんかですか!?」

「あー・・・いや・・・俺、この世界の人間じゃない気がするんだが・・・」

「え、えええ?ちょ、ちょっとゼノさん呼んできますね!」


驚いた様子のローラは、急いでゼノを呼びに行ってしまった。


(そんなに驚かれてもねぇ・・・俺だってわっけわかんねぇよ・・・)


数分後、ゼノが男性の所へやってきた。


「やあ、大丈夫か?」

「ん、ああ、大丈夫だが・・・」

「あ、名前聞いてなかったよな。俺はゼノだ」

「俺は、hideって言うんだ。結構有名なバンドのギタリストだったんだぜ」

「へぇ・・・そうなのか」

「で、hideはここが自分の世界じゃないって言ったんだって?」

「ああ、どー考えてもここは俺がいた場所じゃねぇな」

「根拠は?」

「俺は死んだんだ。んで、天へ上ったはずだった」

「死んだ??」

「ああ、ファンを悲しませてしまって辛かった。何としても戻りたかったが・・・
その思いが、この世界に俺を復活させたっていうのか?」


ゼノはhideからこれまでの歩んできた道をじっくり聞くことにした。

hideは類い希な才能で様々なメディアから注目されていた。
これからと言うときに、突然天へ旅だってしまった。

まだやり残したことが沢山あったというのに、やってしまった事に
後悔し、そしてファンを悲しませてしまった事を悔やんでいた。

hideの話をすぐに信じろというのもゼノにとっては難しかったが
嘘を言っているようには聞こえなかった。

hideは「ROCKET DIVE」を何となく口ずさんでみた。

するとその歌声に反応した周りの患者やスタッフ。
少しの間しか歌わなかったのに、もう周りに人だかり。


「これは、hideの実力が本当なんだと実感させられたな」


ゼノはhideの肩を軽く叩き今後のことを話すため用意したルームへ連れていくことにした。
マイルームへ行く途中に通ったロビーの光景や外の景色に驚かされるhide。
まさかこんな場所が存在するなど死ぬ前は想像できなかった。

ルームへ入るとhide用に用意された家具などが置かれていた。


「服も端末から頼めば倉庫へ転送してくれるからな。必要なら頼むと良い」

「ああ、すまない」

「で、今後のことだけど・・・
俺はアークスって所に所属して日々色々な仕事をこなしているが
hideは、どこにも所属してねぇってことだよな・・・」

「アークスねぇ・・・それって大変か?」

「まぁなぁ~適正通るかで決まるが・・・適正テストやってみるか?」

「うん、やってみてーな」

「よし、じゃあ~話通しておくからまたあとで連絡するな」

「おう、よろしく」


それから、適正テストを受けてみると見事合格。
hideの身体は生前より若いようでかなり動きに切れがある。

そして一番自分にあってそうだったレンジャーに手を出すことにした。

今まで海外へ行ったときくらいしか撃ったことの無かったライフル。
やってみれば、その時よりも軽くて撃ちやすい。
ランチャーも大きさのわりには持ちやすく軽い。この世界の物は全て身体にフィットする。

hideは武器を手に度々ゼノ達と任務をこなすようになる。

時間を見つけては、相変わらず音楽活動に精を出し。
こちらの世界でもファンを増やしていった。


hideは何処でもどの場所でもステージとなり歌い続けていくだろう。




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テーマ: ファンタシースターオンライン2 - ジャンル: オンラインゲーム

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